大阪うつぼロータリークラブ R.I.第2660地区
Osaka Utsubo Rotary Club
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 ”MAKE DREAMS REAL”=「夢をかたちに」

李 東 建
2008〜2009年度
RI会長
李 東 建

ロータリーの奉仕の最たる特質は、一貫して、やるべきことは成し遂げるというロータリアンの固い志に表れています。私たちは曰々、何千、何万という地域社会の中で、周囲を見回し、どこで、どのような形で人々を助けるのがベストかに思いを巡らせています。

私たちが行う支援活動はさまざまな状況に対応するものであり、その方法もまた多種多様です。クラブのレベルでは、学校に本を寄贈したり、身体障害者の世話をしたり、職業プログラムでボランティアをするなどの活動があります。クラブ同士が協力し合えば、単一クラブでは実現できないようなプロジェクトも可能になります。さらには、ロータリー財団の支援の下に、世界中の全クラブが一体となったとき、最も遠大かつ重要な目標である「世界からのポリオの撲滅」に渾身の力で取り組むことさえ可能になりました。

奉仕プロジェクトを選ぶにあたって、私たちは最大の成果が期待でき、後々まで恩恵が残されるものを実施するよう最善を尽くします。しかし、素晴らしい世界を後世に残すためには、まず、最も若い世代に焦点を当てなければなりません。ですから、2008−09年度、私は世界中のロータリアンの皆さんに地域社会の最も大切な資源である「子供たち」に光を当てていただきたいのです。

健康を享受する機会は、すべての子供に与えられて当然のものです。しかしながら、毎日、避けられるはずの原因で命を落とす5歳未満の子供の数が3万人を超えているのが現状です。この数字を初めて知ったとき、私は、そんな馬鹿な、何かの間違いに違いないと思ったものです。しかし、その数字に誤りはありませんでした。悲しいかな、世界では毎日のように、肺炎やはしか、マラリアといった治療可能な病気で死んでいく子供たちが後を絶たないのです。最も基本的な資源であるきれいな水が手に入らないために死んでいく人々も−曰に何千人といます。栄養失調や貧困も、ほかの要因と絡み合って、多くの人々の命を奪う主な原因となっています。

今後1年間の私の希望は、子供の死亡率の低下をクラブと地区の奉仕プロジェクトの主要目標にしていただくことです。

この思いから、私は2008−09年度のRIテーマを「夢をかたちに」としました。食糧と水、保健と就学、充実した人生を送り、寿命をまっとうすること……、これは(今現在)多くの子供たちにとって見果てぬ夢に過ぎません。2008−09年度、このような子供たちとその家族のために、どうか「夢をかたちに」してくださるようお願いいたします。そして、幸せと健康に恵まれた平和な世界を築くというロータリーの夢に向かって、私とともに歩み、活動してください。

子供の死亡のほとんどは開発途上国で起きているため、ここに私たちは力を注がなければなりません。一方、それぞれのロータリークラブも地元地域の子供たちの安全と健康に寄与することで、責任を果たすことができます。最も豊かな国においてさえ、医療サービスを受けることのできない子供たちがいます。火災警報器、自転車用ヘルメット子供用安全シートといった、ごく単純な器具がないために、毎日、子供が死んでいるのです。そして、世界のあらゆる場所で、子供たちはいまだポリオの脅威にさらされており、私たちが約束どおりポリオのない世界を築くまで、その脅威から免れることはありません。

私も人の親であればこそ、わが子や孫たちの存在がいかに大切なものであるかが理解できます。私たちは子供をかわいがり、育て、全力をもって彼らの身を守ろうとします。ロータリアンである私たちは、さらに、地元地域のみならず世界中の子供たちをかわいがり、育て、守り抜く責任があると私は信じております。

ここ数年の間、Rl会長は、同じ奉仕の強調事項を引き継いで掲げ、毎年、保健と飢餓追放、水、識字率向上を主眼とするプロジェクトに力を注いできました。この決定にはしかるべき理由があります。これらの強調事項は、ロータリーのリソースを最大限に生かして、目に見える進歩が期待できる分野だからです。また、莫大なニーズをはらむこれらの分野でロータリアンが発揮できる力も十分にあります。

この3つの強調事項を、私もまた引き継いでいく所存です。その中で、私がロータリー家族全員にお願い申し上げるのは、今ロータリー年度、子供たちの生活をより良くするプロジェクトに焦点を当てるよう特別に努力していただくことです。目標を達成するにあたり、3つの強調事項のそれぞれの分野は、相互に密接につながっています。水系感染の疾病で死亡する子供の数は1日あたり6,000人です。安全な水があれば、この数字を直ちに、しかも劇的に減らすことができるのです。栄養が十分であれば、子供は健全な発育を遂げ、病気への抵抗力も増します。そして、読み書きの能力を備えた子供は、将来、自らが家庭を築くようになったとき、豊かな環境の中で健全な育児を営むことができる確立が高まるでしょう。

ロータリーは、まさに地球規模のボランティアたちのネットワークです。ですから、世界中のクラブが協力し合い、私たちがもてる技能と資材のすべてを結集させるなら、絶妙なタイミングで、ここぞという場所に、これぞという援助を提供することができるのです。私たちが一丸となったとき、子供の死亡率を低下させるという果敢な目標さえ取り組みが可能になります。これが類いまれな私たちの組織の資質です。私たちがあらん限りのリソースを生かし、各クラブとロータリー財団のリソースをも駆使するなら、真の意味で変化をもたらし、世界の子供たちのために「夢をかたちに」することができるでしょう。

2008-9年度、私は世界中のロータリアンの
皆さんに地球社会の最も大切な資源である
「子供たち」に光を当てていただきたいのです

 

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